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日本橋魚河岸

今日は巻き網の本マグロがちょっとあった。で、何だかんだと忙しさにかまけて、すっかり本マグロの頭

を忘れてた。しょーがねぇから、ぢんちゃんがノーテンとったんだが、80キロ以上が2本もあったんで

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結構な量になっちまった。今日来てた変わり者の歯医者にやりゃぁ良かったと思ったが、みんなの

おかずになっちまった。まぁ~思うのは勝手だけどなっ!!!

昨日は休市日。午前中は雨だったのだが、フロンティアスピリッツあふれる我ら冒険隊はたとえ槍が

降ろうと物ともせず”日本橋魚河岸の旅”へ舟を漕ぎだしたのだった!

妙見島ニューポート江戸川でボートを調達し(と言っても買ったのではなく借りたのである)出航!東京湾

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から荒川へ入り、東京湾マリーナを経て、くねくねしながら豊洲、佃へと抜けた。途中で発見したのが

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朝凪橋!別にみんな何とも思わねぇだろうが、宝塚好きのオレにとっちゃぁ忘れられねぇ名前なのだっ!

『おぉっ~リンリン!(ランランはいない)』と雄たけびをした。コイツは幸先が良いねぇと気を良くしながら

隅田川に入り目指すは永代橋!橋を抜け、すぐ左に曲がれば、今回の目的である日本橋魚河岸

あった日本橋川へと入れるのである。胸を躍らせ『昔ぁ~こーやって、このルートで

魚を運んでたんだなぁ~』と感慨も深く先人たちの苦労を偲んでた。日本橋川に入ると、係留してる船が

何隻かあって、そいつをやり過ごしさらに奥へと船を進めた。っと、その時『なんだっ!この匂いはっ??』

と古くからのオレのパートナー、チンパンジーのジェーンが突然叫ぶっ!どんな時でも沈着冷静な隊長の

オレは『落ち着くんだジェーン!』と一喝!スロットルを戻し行き足を止めた。クンクンと嗅いでみたら

その匂いはドブの匂いだった…さすがに冷静なオレも意気消沈した。しかしこんなことで、めげてられねぇ

今日の冒険は始まったばかりだっ!百戦錬磨のオレは勇気を振り絞り、さらに奥へと船を進めた。

すると無機質な高速の橋脚がオレたちを迎えた。この日本橋川は40年以上前の東京オリンピックの時に

この首都高速で蓋をされちまってる。『寂しかったろう!待たせたなっ!』と俺はつぶやき江戸橋を

抜けた。しばらくすると『おぉ~おっかさん!あれがあれが二重橋…じゃなかった日本橋よぉぉぉ!!!』

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するってぇと、コイツの対岸が日本橋魚河岸!ついに目的地を発見したっ!陸海空に精通する冒険野郎

のオレにとっちゃ赤子の手をひねるより容易いことだった。しかしその対岸を見ると!

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ただの護岸だった。まさかこの時代に平田舟が残ってるとは思ってなかったが、ココまでやられちまっ

てるのはチト悲しい…しかしまぎれもなくここが魚河岸の跡地なのである。ハートブレイクしたオレは

『ココまで来たら行きがけの駄賃だっ!行くとこまでいったるかっ!えっ?どーだい?はっつぅぁん?』

ニヒルなはっつぅぁん!不敵な笑みを浮かべ『御意…』の一言。ふっ…コイツ、オレの腹の底まで読ん

でやがるぜ!しかし本島アタック隊を川口隊長から任された時から、私情は捨てたオレたちだっ!

オレも一言『むぅ…』と答えただけでソナーに目を落とした。これだけでヤツはすべてを理解している

はずなのだ。そうだろぅ?リトルジョン!

次に現れたのが常盤橋。とにかく古かった。しかし日本橋の次に風格を感じた橋だ。その厳格たる風格

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を前に頬に一筋の涙が伝うのを禁じ得なかった。こんなことじゃサンダースに笑われちまうぜっ!

ついでにヤツにゃぁこー伝えてくれっ『ヤツのチキンをさばいちまいなっ!』ってな…

ふん、所詮カビの生えた想い出さっ… 古い話って言やぁ~次に現れた橋が電車の鉄橋。良く見ると

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国鉄だか、省線だか、院線だかのマークがついてる。間違いないのはJRではねぇってことだっ

その次が名前が解らなかった橋。さっぱりしているが何故か品のある、なんて言うかメアリーのような

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橋だった。オレはこの橋をブリッジオブメアリーと名付けた。腐敗臭が漂うくだらねぇ想い出さっ…

さらに船を進めたオレたちは、安っぽい感傷に浸っているヒマもなく、一ツ橋の手前で大きな発見をする。

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かつて忍者界のサンダース軍曹、あの服部半蔵も登った経験があると思われる石垣である。

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この写真を良く見てくれ!一個一個に模様が描かれている。これは何を隠そう徳川幕府に石垣の普請を

命じられた各大名が『この石ゃぁ~俺のモンだっ!』って証拠に石に刻印したモノだと推察される。

これの出どこを知りたけりゃ、この夏オレに付き合いなっ!宇佐美の山でたっぷり教えてやるぜっ!

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陸海空に精通する冒険野郎のオレも中央区を出るとからっきし解らねぇ~ こいつは一ツ橋。さらにもっと解らねぇ

のが雉橋(きじばしっこれでいいの?)

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で、日本橋川最後の橋、首都高速西神田出入り口んトコにある俎橋

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で、これをくぐってしばらく行くと、神田川に交差する。予定では神田川を浅草橋経由で隅田川に戻る

はずだったのだが、神田川が工事中で断念。また日本橋川を引き返した。

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再度、日本橋にアプローチ中!帰りは随分余裕があった。行きはドキドキだったぜぇ~

で、日本橋全景!なるほどあっぱれっ!だねぇ~~~

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とっておきの船からしか見えない日本橋の魔除け、獅子の彫刻!帰り際に『また来いよっ!』って言われた。

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で、このまま日本橋川に別れを告げ、隅田川を右折。現代の魚河岸が見えてきた。

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なんとなく、ホッとした…

あばよっ!!!

コメント

本当に素敵な冒険物語ですね~♪

続編を期待しています!!

今日のお話を聞いていて、自分も一度行ってみたくなりました~。
でも護岸工事で風情は無いですね。。。
川の汚れも僕らが流す生活排水が一番×ですね。
皆でEMを撒きましょう~。

いいなぁ~
渋滞知らずですもんねぇ。
こんどはぼくも乗っけてね~

船からしか見えない日本橋川からの景色、初めて見ました。各大名の刻印をした石垣の石、日本橋の獅子の彫刻が特に印象に残りました。

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