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2005年11月01日

バカヤロウからはじめよう

やあこんにちは。僕はメカジキだよ。

しばらくあちこち回遊してたけど、ひさしぶりで河岸に戻った。
まあ古巣に帰ったことだし、こんなことをはじめてみたよ。
ブログって、日記みたいなもんでしょ。
以前にメカジキ日記ってのを書いていたんだが、
日記なんて名ばかりの、とんだお門違いをやらかした前歴があるんで、
今回もちょっとアレなんだけどさ、みなさん、どうぞよろしくね!

とまあ通りいっぺんのごあいさつをしてみたけど、
こいつを魚河岸流に申し上げれば・・・

 おう、バカヤロウ! 元気だったか!!

てな具合になりますな。
よっちゃんの「魚河岸講座」でも出てくるけど、河岸の“バカヤロウ”は
こんにちは、おはよう、I Love You、と何にでも使える万能のあいさつなのさ。


河岸では3日顔を見せないと死んだことにされちゃうんだ。
でも何ヶ月ぶりに帰っても“バカヤロウ”ひとつで一発蘇生できるからありがたい。
まあ、そんな感じでこのブログをおっぱじめてみよう。

 おう、バカヤロウ! いま戻ったぜえぇぇっ!!

2005年11月03日

かいこばしでドボン

kaikobashi1.jpg


海幸橋。
地元の人は「かいこばし」って呼んでるよ。
河岸と外界を結ぶところ。ここに立つと河岸にきたぜ、って実感する。
正門よりもこっちから入るのが好きだな。情緒があるってもんだ。
もっとも今じゃあ橋の形もなくなって、下を流れていた築地川も埋め立てられたけど、
どっかに風景の記憶、みたいなもんが残ってる気がするなあ。

橋も川もあった頃は、河岸の連中は今よりずっと気が荒くって、
酒が入るとこの橋の上で喧嘩をおっ始める、なんてのが日常茶飯事だったそうだよ。
夜更けになるとよく“ドボン!”なんて音が響くんだ。
でも誰も通報しないし、警察だって来やしない。
なぜかってえと昔は河岸がおっかないところだったからなんだ。
荒くれ者の住む別世界ってのが世間の通用で、堅気衆には恐くて近寄れない存在だった。


ある日のこと3、4人の全学連が機動隊に追っかけられて(ま、そーゆう時代さ)、
あろうことか河岸に逃げこんできちゃった。
機動隊は知ってるから「あ、ここはダメ。回れ右、退却」と、中へ入らないで帰っちゃう。
お、うまいこといったぞ。いいところへ逃げ込んだ、なんてホッとしたのもつかの間。


「おめえら、おまわりに追っかけられてきたな。てえことは悪いヤツにちげえねえ!
 おおい、こいつらドロボウだぞ! たたきのめして、す巻きにして川に放り込んじめえ!」


さあ大変だ! 機動隊なんかよりもずっとコワイ。
河岸引けに酒が入った連中だ。
手カギ、木刀、マグロ包丁と、手に手に得物を持って鬼の形相で迫ってくる。


「飛んで火に入る夏の虫だ、逃がしゃしねえぞ、ゴラァァァッ!!」


かわいそうな全学連、百人からの鬼どもにあっちこっちと追っかけ回されて、
ついに進退きわまってかいこばしから“ドボン!
「仕損じたかーッ!!」歯ぎしりする鬼たちは橋の欄干から身を乗り出しての大騒ぎ。
勢いあまって何人かが“ドボン!”、“ドボン!” タイガーズファンかってえの。

全学連は必死に泳いで海にのがれ、そのあと浜離宮で保護されたらしい。
もしも岸壁に上がってたら翌朝鬼どもにセリ落とされたろうから
不幸中の幸いだったね。


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2005年11月05日

マグロのセリだYO

serinin.jpg


 ダァ! ピンマルピンマルニンゴニンゴンガンガンガンゴンゴルーガ
 チェキラッチェキラテケレッツノパーッ、ニマル~、ハイ、スズヨ~ウ!

セリって威勢はいいけど何て言ってるんだろうね。
まあ金額を読んでるにはちがいないけど、なかには全然そうは聞こえないセリ人もいるよ。

 
ハッタリマ ハッタリマ アッタリアッタリアッタリマッタラ チャッチャッチャッ!


これでセリ終わっちゃうんだ。
何か競馬の騎手みたいな動きで調子いいんだけど、
“ハッタリマ”以外は何て言ったかさっぱり分からないや。
いったいいくらで落としたんだろう。

それから、はじめから終いまで“ンガンガ”言ってるセリ人もいる。


 ンアッ ンガ ンンガ ンガンガンガンガ ンガガガ ガーッ!!


あと“バンゲ”ね。


 1バンゲッ バンゲーバンゲーバンゲーバンゲーバンゲーンゲーンゲーンゲー!


まあ、こんな調子で1本のマグロを1分たらずで競っちゃうんだから、
けっこう早いリズムでさ、近くできいているとまるでラップみたい。

そう! ラップミュージックってのは築地が発祥の地ってわけ。
ブロンクスの黒人DJがマグロのセリ見て思いついたんだ。
“だ”とか断定してっけど、ま、そんなところじゃないかえ。
て、そんなわきゃねえか。


♪セリはやっぱりノリだぜえ 胸を躍らすリズム DA THEY
 つまりコイツはマグロのライム 値段セリ合うスペシャルタイム
 ピンマル ヤリついて寄りつかねえ インゴじゃとてもヤリだせねえ YO  
 値段はUp オレらギブ・アップ マグロの目玉のサニーサイドアップ
 マグロのビート スシ屋でイート セリ場 修羅場でオーバーヒート 
 頭はトロくて マグロのトロ食って どこか変な兄さんde ドコサヘキサエン酸de 
 頭の働き良くなると そいつはただのセールストーク 
 ツキジはみんな変だ YO サカナ食ってもBAKA DA YO


築地の朝はYO ノリがいいYO! チェキラ、チェキラ、じゃあまたね!

2005年11月07日

スシ詰め将棋

syougi1.JPG
 
 
スシ詰め将棋初級編
では、はじめ!

 
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▲ 3一「さば」
 
 
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▽ 同「玉」

▲ 4二「のり巻成り(鉄火巻)」
 
 
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▽ 同「玉」

▲ お茶(飲む)

▲ 6二「まぐろ」
 
 
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▽ 4一「玉」

▲ 5二「まぐろ成り(トロ)」

▽ 3一「玉」

▲ 4三「えび成らず」
 
 
まで九手詰め

参りましたぁ…

2005年11月08日

でけえよ!

長いこと河岸にいると、いろんな影響があるんだけどさ、
そのひとつに、やたらに声が大きくなったってのがあるな。
河岸じゃあでかい声は普通なんだけど、日常生活で同じように話していると、
うるせえ! ってよく言われる。

 
 
 「あのよ、ここだけの話、実はオレ…ヒソヒソ…」

 「ああ、つまりオマエは○○のことがキライなんだな」

 「でけえんだよ声が! ここだけの話って言ってるだろ!」
 
 
それから、声だけじゃなくて鼻歌も大きくなる。
 

 「おっかあ! いま帰えったぁ」

 「いやだよ、おまいさん。遠くからでもアンタの歌だってわかるよ。
 ご近所さま、まる聞こえじゃないか。今のは鳥羽一郎の“兄弟船”かえ? いい曲だねえ」

 「そいつあ気がつかなかった。ほんの鼻歌のつもりなんだけどな。
 それといちおうORANGE RANGEの“以心伝信”だったんだが」
 
 
長いこと河岸にいると、人間が多少開けっぴろげになっちゃう。
腹にしまっておけない、っていうかな。
だから河岸の人間に秘密を打ち明けちゃ絶対にダメだぜ。
次の日にはもう犬だって知ってることになるからな。
 
 
あと河岸では鼻毛がよくのびるよ。

2005年11月09日

おサカナ星占い

築地市場にズラリと並んだおサカナの皆さ~ん!
今日の星占いです。

★フグ座のあなた★
 毒舌に注意! お腹に秘めたイチモツが相手に思わぬ致命傷を与えることも。
 ラッキーアイテムは砂風呂エステ
 健康運△ 愛情運× 仕事運△

★トビウオ座のあなた★
 話が飛躍しがち。あなたの飛んでる発想にみんながついてこれないかも。
 ラッキーアイテムは円広志
 健康運○ 愛情運△ 仕事運×

★アンコウ座のあなた★ 塩水の飲みすぎに注意。周囲からつるし上げにあうことになります。
 ラッキーアイテムは鍋料理
 健康運△ 愛情運△ 仕事運△

★コノシロ座のあなた★
 年齢をいつわってコハダなんていうと酢締めにされてしまうかも。
 ラッキーアイテムは焼いた死人
 健康運○ 愛情運◎ 仕事運△

★マダイ座のあなた★
 人気者のあなたはニセモノに悩まされがち。オリジナリティがいちばん!
 ラッキーアイテムは腐乱した魚肉
 健康運○ 愛情運○ 仕事運△

★ヒラメ座のあなた★
 思わぬところに死角が! 右側に気をつけましょう。
 ラッキーアイテムは左目入れた選挙のダルマ
 健康運△ 愛情運△ 仕事運×

★カレイ座のあなた★
 死角が思わぬところに! 気をつけるのは左側です。
 ラッキーアイテムは砂のなかの昼寝
 健康運× 愛情運△ 仕事運△

★アワビ座のあなた★
 永遠の片思いに今週も悩まされそう。片貝の行方はつかめません。
 ラッキーアイテムはのし袋
 健康運○ 愛情運× 仕事運△

★エビ座のあなた★
 得意げに胸を張りすぎるとエビゾリ固めの自分技にハマルかも。
 ラッキーアイテムは“えびふりゃー”(は名古屋名物ではない)
 健康運× 愛情運△ 仕事運○

★カツオ座のあなた★
 ふだんヨコ縞な気持ちのあなたも興奮しすぎてタテ縞に。
 ラッキーアイテムはランゲルハンス島への旅
 健康運△ 愛情運◎ 仕事運○


さて、今日いちばんの運気は・・・

おめでとうございます!
★マグロ座のあなたです!!

 いつも動いていないと気がすまないあなたは、今週も死ぬまで泳ぎ続けるでしょう!
 ラッキーアイテムは巻き網仕立てのハンモック
 健康運◎ 愛情運◎ 仕事運◎


今日最も悪い運勢は・・・

ごめんなさーい。
★メカジキ座のあなたです。

 アイデアに詰まり気味。ブログのネタにも困ってます。誰か助けてください。
 ラッキーアイテムはちくわぶ丼
 健康運× 愛情運× 仕事運×

ではおサカナの皆さん、
今週も元気に人間に食べられてくださ~い!

2005年11月10日

きょうは歯医者の日

はぁい、差し歯の調子を見ますよお。大きく口あけてぇー、
チクッとしたら言ってくださいねー。

はい、これどうですか?

 ヒ・ヒタヒ・・・

あーいいですねぇ。じゃあ、これはどうですか?

 ヒタヒ!

あ、こりゃ大丈夫だ。これなんかどおですかぁ?

 ヒタヒ、ヒタヒ!!

ああ、まったく大丈夫ですね。全然問題ナイ。

次は固着具合をみましょうねぇ。はぁい、あーん。
ではマーガリン入れまーす。
はい、ニーッとやって、ニーです、ニーッ!
じゃあ歯の間から出す! ニュロニュロニュロ!

あーいい感じだ! こりゃ予想以上にいい!
はぁい、うがいして。ハイいいですよ。
じゃあ次回の予約をとってお帰りくださいねぇ。

 ありがとうございました。

2005年11月11日

点取り占い

点取り占いに新作追加しました。
 
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点取り占いはこちらで見れます。


tentori2.jpg
 
 
仕事の合間にでもどうぞ。 
 
 

tentori3.jpg
 
 
良いのが出たってこんな程度ですけど・・・
 
 
 
 
tentori4.jpg
 
 
 
やればやるほど腹が立ってくるのが特徴です。
 
 

2005年11月12日

築地魚河岸ことば “でぶろく”

 
デブロク【でぶろく】
大きさがまちまち。大小とり混ぜたさま。
「イワシ1ケース買えったって、デブロクじゃねえか」
 

2005年11月14日

線でむすべ

snga.JPG

kotae.JPG

2005年11月15日

エレベータ 1

あっ!

誰かやったな!?

 
いまオレと入れちがいに小走りに降りたヤツか?
きっとそうにちがいない。
 
なんかすごい強烈なんですけど。
眼がチカチカしてきたぞ。
ヤダなあ、早く着かねえかなあ。
あ、オレ降りるとき誰か乗ってきたらどうしよ?
なんてね…着いたぞ。
ヤベッ! 本当に乗ってくる、しかもすげえカワイ子ちゃん。
 
ああ、オレじゃないんです! 前のヤツが置いていったんです!
と、ぜひとも弁明したいと思いつつ、小走りに逃げる
オレって・・・

2005年11月16日

築地魚河岸昔がたり(1) 魚河岸は日本橋にございました



uogashi.jpg

 
皆さんは魚河岸といえば築地市場のことと思われるでしょうが、
その昔は日本橋にあった魚市場をいったのでございます。
三越の真ん前に魚屋の集団がお店を広げていたなど、
今ではまるで想像もつかないお話でしょう。

 
さかのぼること400年前。
江戸のはじまりとほぼ時を同じくして誕生した魚河岸は、
大正12年の関東大震災で焼失するまでの300年余。
まこと長きにわたり冥府の中心をたいそう生臭くしたのでございます。

何の千両は朝のうちにて、などと申しまして、
そこでは朝だけで千両という大商いがありました。
ほかに昼千両はお芝居に、夜千両は吉の原ということになっておりまして、
つまり江戸を代表する繁盛ぶりだったわけでございます。

「いなせ」という概念が魚河岸の兄ィ連のマゲのかたちから生まれたように、
また寶井其角、杉山杉風をはじめとする多くの粋人を輩出したように、
鼻っ柱の強い気風と豊かな財力が江戸文化の担い手ともなりました。
チョンマゲ時代、魚河岸はまさにトレンドでありました。

しかしそれも昔むかしの物語。
日本橋の北詰にひっそりと建つ乙姫さまがかつての面影を偲ぶよすが。
それとこのあたりに点在する老舗――鰹節店、刃物店、天麩羅屋、
それらも魚河岸と浅からぬ縁があるのでございますが。

日本橋魚河岸を知る人もいなくなれば、
やがては忘れ去られる運命でありましょうか。
できるなら晴れ晴れしいご先祖さまたちの活躍を知りたく思い、
古老を訪ね、古書を求め、想像をたくましくしてみる。

するとウソのようなホントのお話。
魚河岸の胸のすくような物語がたくさん見つかります。
そんなことをこれからこのブログでご紹介できればと考えております。

あまり学問的ではありませんし、話も脱線するかと思いますが、
どうか、おつき合いいただければ、まこと幸いでございます。

2005年11月17日

エレベータ 2

アラ?
 
どなたかおやりになりましたわね。

 
いまアタクシと入れちがいに小走りで降りていった殿方かしら?
マア、かぐわしい香りですこと。

実はアタクシ、これを嗅ぐのが大好きですのヨ。
ひとサマの転失気で性格判断も出来ますハ。
アラ? でも変ですわねえ。
これはもはや一人や二人の臭いじゃありませんことよ。
もう何十人もここでなさってますわね。
何代にもわたってつぎ足したウナギのタレのようなものかしら。

では、失礼してアタクシもお仲間に・・・

アラ、お乗りになります? アタクシは降りますハ。
ゴメン遊ばせ!

2005年11月18日

きょうは歯医者の日

はぁい、じゃあ今日も差し歯の調子を見ましょうね。
大きく口あけてぇー。
あ、大丈夫そうですねーっ。まだついてます。
 

では今日は噛み合わせを調べましょうね。
はい、これから寿司をにぎりますから、噛んでみてください。
まず最初はこれからいきましょう。
ヘイお待ち! 平目・・・いかがです、噛み具合は?

 あ、マッタリとした食感がサッパリと口のなかに・・・

ああ、いけませんね。表現がありきたりだ。
もっとよく噛んでみてください。
じゃあ次いきましょう。
ヘイお待ち! 中トロ・・・どうですか?

 全然生臭くなくて、これが旨い!

あ、ダメだ。こりゃまったくダメ。
まるでとってつけたみたいです。
まあ、次いってみましょう。
ヘイお待ち! アワビ・・・これでどうでっしゃろ?

 食べ物というのは元をただせば必ず「生命」です。ぜひおいしく食べて・・・

いやもう絶対ダメですね。内輪ネタに走っちゃってます。
どうも言葉の噛み合わせが悪いようですね。
また診てみましょう。
じゃあ次回の予約をとってお帰りくださいねぇ。

 ありがとうございました。

2005年11月19日

エレベータ 3

げえっ!

誰だよ、こんなもん残していきやがったのは。

 
いまオレと入れちがいで降りたオンナか!?
あんなカワイイ顔してこんなにクセエやつを・・・
 
いかん! 誰か乗ってきたらオレがしたと思われる・・・そうだ!
 
 スゥゥゥゥゥゥゥ・・・ッ! 
 
(…どうだ、全部吸い込んだぜ!
学生ラグビーで鍛えた肺活量6700はダテじゃないな
あ、誰か乗ってくる…うわっ、部長だ!)

「お、キミか。ちょうどいいところで会った。
こないだの書類、ワタシのデスクに持ってきてくれ…ん、どうした?
顔が真っ赤だぞ。気分が悪いのか? キミにしちゃめずらしいな。
医務室でも行くといい。ワタシはここで降りるからな。大事にしろよ・・・」

 ブハァァァァァァ・・・ッ!

あー苦しかった。マジ死ぬかと思った。クラクラするぜ。

あっ!

いま、オレは口から何を出したんだ!?

2005年11月21日

築地魚河岸ことば “ションベン”

ションベン【しょんべん】
キャンセルの意。

ションベン―する《動詞》
キャンセルする。とりやめる。
「悪い悪い、今のは――させてくれ」
「おい、アニキそれはねえだろうよ」

類語:ヨシコチャン【よし子ちゃん】
「ああ、そんなのダメダメ、――だ」
やめた方がいい。

2005年11月22日

TSUKIJI 鮪 CHANNEL

tv.JPG

2005年11月24日

商品開発部便り

前にここでスシを駒にした将棋のネタを書いたんだけど、
本当にそんなのあったら面白いんじゃねえの?
なんてご意見をいただきまして、
じゃあホントに作っちまおうか! てなことになった。

 
んで、さっそく商品企画など始めてみたんだけど、
生産コストをおさえるために将棋盤をそのまま流用するとして、
ここはやはり駒であるスシに凝りたいぞ、と。

限りなくリアルで、どう見ても本物のスシ。
それで食べられるみたいな凝り方?
いっそスシ屋に製作を依頼しちゃう。
ていうかそりゃスシじゃん。本物じゃん。
あ、そうだ。
本物のスシにすれば毎回食べちゃうから、何度も買ってもらえる!

こりゃ名案だ! と悦に入ってたんだけど、
よく考えたら、それってただ単にスシを売るだけじゃねえか!
 
koma.JPG
   商品サンプル――魚目調のシックなデザイン
               持ちやすいようにシャリは小さめ
               食べても良い


ということで商品開発部では
他にも「手やりマジックハンド」、「マグロぬいぐるみ(臭いつき)」なども
鋭意企画中! でございます。

2005年11月25日

築地魚河岸昔がたり(2)魚河岸はいつ誰がつくったか

uogashi1.jpg

天正十八年(1590年)、徳川家康が江戸に入りました。

このとき家康につきしたがって、摂津の国は佃村(現在の大阪市淀川区佃町)の
名主森孫右衛門(もりまごえもん)と土地の漁師たちが江戸に出てまいりました。
この人たちはお上から江戸近辺の海川の漁業権を与えられまして、
そのかわりに徳川家の御膳魚を納める役目を仰せつかったのでございますな。
そして納魚の残余を日本橋小田原河岸で販売したという、
これが魚河岸のはじまりでございます。
 
さてもこの森孫右衛門とは如何なる人物であったか。
魚河岸の由来書「日本橋魚河岸沿革紀要」には家康と森孫右衛門と関係について
次のように記されております。

 家康公が住吉神社参拝のおり、
 川を渡す舟がなく難儀しておりましたところ、
 当地の名主孫右衛門の支配の漁船で無事に川を渡ることができました。
 家康公はたいそうおよろこびになり、
 帰り途に孫右衛門の家に立ち寄りご休息いたします。
 その際、孫右衛門は古来より所持していた「開運石」を御覧に入れたところ、
  “この神石を所有することは開運の吉祥なり”
 と喜んで賞美いたしました。
 そして、屋敷内の大木の松三本を御覧になって、
  “木を三本合わせれば森となる。
   今後は森孫右衛門と名乗るがよかろう”
 と仰せになるので、ありがたくたまわった。

これを機に森孫右衛門ら一党は家康に何かと重用され、
小田原攻めや夏冬両度の大阪の陣などで数々のはたらきを見せまして、
それが後の幕府お魚御用という大役を仰せつかるということになるのでございますが。

それにしても舟で川を渡したとか『開運石』を披露したなどという逸話によって、
一介の漁師団が徳川家に登用されるというのも、あまりに不自然なお話。
江戸河川の漁業権を得るにいたるには、かれらがよほど力のある集団であったと想像されます。

そこで出てまいりますのが、海賊説に忍者説。
すなわち魚河岸の創始者森一族は忍びの者だったのではないか?

というお話は次回に続くわけでございます。

マグロマン

maguroman.JPG


リクエストにこたえて
ちょっとだけ登場!

おまけ

nezuchan.JPG

マウスで書いたマウスマン

2005年11月26日

築地魚河岸ことば "バサラ"

バサラもん【ばさら物】
かろうじて商品となっているが、かなり質の落ちるもの。

――や【――屋】、――くみあい【――組合】
バサラ専門の業者。安いものを大量に買って薄利多売をする。

定休日のお知らせ

fukusuke.gif

店内ネタ卸しのため、27日より30日まで休業いたします。

なお、当店の定休日は
日祝、河岸の臨時休日、および月末3日間とさせていただきます。

各位