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2006年07月03日

築地魚河岸昔がたり(33)いざ出陣!

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さてもそうこうするうちに
ついに西郷吉之助 大将とする官軍が
品川あたりに迫っているぞと 町方筋の急報に
一気に色めき立ちまする

さそくに太鼓打ち鳴らし いざ出陣のトキの声
飛び出しましたる防衛軍
威勢ばかりは立派だが いくさ装束見てみれば
サシコ半纏 股引きに
草履ばきやら 地下足袋と
頭に巻いた手ぬぐいに染め抜いたるは魚河岸の文字
獲物といえば包丁と 手かぎ 鳶口 商売道具
どこを見ても軍隊と いうより田舎の小芝居の
一座の門出と相成りました

 
 
それでも日本橋の際 数百人の者たちが 終結するは勇ましき
各町内の月番が 隊伍 号令整えて ぞろっか揃った兄ぃ連
総大将の武兵衛が ずずっと前に進み出て
各自に指示をいたします
 
 
さあて これなる皆の者 よおっく聞いてもらいたい
敵がこちらに向かってきても うかつに出てはいけねえよ
奴(やっこ)さんには 大砲や 鉄砲やらが たんとある
真正面(まっちょうめん)から攻め込んじゃあ
元も子もねえ 身が持たねえ
 
 
我らに勝機はただひとつ 敵のスキつく接近戦!
そこで我らはふたつに分かれ
本船町(ほんふなちょう)と 四日市(よっかいち)
両側からのはさみ打ち 肉弾戦に持ち込めりゃ
刀よりもゲンコツだ 弾丸より気組(きぐみ)の勢いだ
我らの力を存分に 奴らに見せて しんぜやしょうかぁ!!
 
 
武兵衛は作戦を伝え、全員を鼓舞しながらも、
戦いを前にして手のひらがじっとりと汗ばんでくるのを感じておりました。
 
 
しかし、まさにその時でございます。
 

2006年07月04日

日本侠客伝 関東篇

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健さんの日本侠客伝シリーズ第3弾は、関東大震災直後の築地魚河岸が舞台。
組合の(東京魚市場協同組合ってほぼまんまじゃん!)理事長が
やくざを使って河岸を牛耳るという、このシリーズにはありがちな設定ですが、
もちろんこんな史実はないです。
でも、河岸のセットがやけにリアルに昭和初期の築地市場を再現してますな。

小揚の長門裕幸や寿司屋の北島三郎も楽しいし、
船主の丹波哲郎がイイ味出してます。
最後、健さんがマグロ包丁みたいな長ドス振り回して
悪人をズバズバ斬っていくところは
マグロを解体していくみたいで小気味いいです。

2006年07月06日

うわっ、水だ!! 一張羅が台ナシに

(復刻版『築地市場ガイド』第5回)

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『Tsukiji Fish Market』J.B.Haywood著より
 
 
ツキジのお隣はギンザだ。
だからこの生臭い場所を訪れた後にギンザに出て
ゲイシャ・ガールと遊ぼうなんて陽気な観光客もいる。
そんな輩はおおかた伊達な格好でツキジにやってくるが、
これがとんだマチガイなのだ。

 
 
 「うわっ、水だ!!」


市場の中を歩いていると突然目の前にぶちまけられたバケツの水。
当然ブルックスブラザースのパンツはびしょびしょ。
しかもこれ生臭いじゃん。
「ガッデム! ユーアークレイジー、リメンバー・パールハーバー!!」
とか抗議してみてもムダである。
 
 
魚屋はときどき道に水をまく。
何も通行人にぶちまけようとしたのじゃない。
ただし通行人がいることが分かっていても、やはりまいただろう。
何しろ魚屋の頭のなかには水をまくという考えしかないのだ。
だから文句をいっても通じない。
せいぜい、
 
 
“おう、わりいな” の一言で済まされる。
 
 
「なんてこったい!」
アンタはこの狂った世界をいまいましく思いながら歩いていく。
水に浸かったリーガルがグジュグジュとなさけない音を立てる。
その時、踏み出した軸足が何かグニャッとしたものを踏むだろう。
そのとたん、ズルリと滑った身体はもんどりうって市場の通路にたたきつけられる。
 
 
「イテテテテ!」
 
 
人生最悪の日が今やってきたのだ。
1929年の暗黒の火曜日を思わせる陰鬱な気分で
起き上がろうとするアンタは全身グチョグチョ。
なんとか正気を取り戻そうと平手で顔を叩こうとしたとき、
思わずギョッとのけぞってしまう。
「血だっ!」
両手にべったりとついた血のり。
気がつけば身体中が血と汚水とでひどい有様。
それもそのはずだ。
市場のそこここに、魚の内臓やら生血やらが水で練りこまれて、
通路そのものが魚のすり身のようになっているところがある。
そこで転んでしまったのだから。
 
 
水と血と肉片にまみれたツキジ。
ニッポンのスプラッターはここから生まれるのだ。
 

2006年07月07日

築地魚河岸ことば “つかまる”

【つかまる】
売れ残りを抱えてしまうこと。
売れるのを見越して仕入れた結果、在庫になること。
「こいつにつかまっちまって店が閉められねえよ」
 

2006年07月10日

築地魚河岸昔がたり(34) 何だ、つまらねえ

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「……やめ? やめだと?」
「やめってそりァ、どういうことでい?」
 
 
この日 二月の十四日 勝海舟は高輪に
官軍参謀 西郷の吉之助をば訪のうて
膝詰め談判 二日間 男と男が腹を割り
江戸城無血の明け渡し 一身かけての約束を
まことをもって取り交わす
これによりて江戸市中 戦火にまみゆることもなく
政権交代 平和裡に 行われたでございます
 

 
戦い中止のこの知らせ ほどなく市中を駆けめぐり
町奉行より魚河岸に 防衛軍を解散の ご通達が届きます
ここまで気持ちを張りつめて 決死の覚悟の兄ぃ連
拍子抜けの腰砕け その場にへたりと座り込む
 
 
「……何だつまらねえな」
 
 
誰かが ぼそっとつぶやいた
これが お江戸魚河岸の 最後の言葉となりました
三百年の魚河岸の 長き歴史をしめくくる
なんと簡単 端的な 言い回しでございましょう
 
 
幕府の危機を見過ごせず 身体を張っての戦いを
決意したは心意気 まこと天晴れ忠勇の 侠気に富んだ男たち
しかしてもしも官軍が まこと市中に攻め入らば
所詮は素人 芋軍隊 何の手もなくひねられて
日本橋のたもとには 惨い屍骸も数知れず
たった一人の怪我人もなく この魚河岸が後世に
残ることともなったのは これ幸いといえましょう
 
 
やがて時代はうつろいて 文明開化の世を迎え
徳川様の後ろ盾 失くしてしまった魚河岸の
運命(さだめ)はいかなものであったか
 
 
多くの者らが新政府 うまく取り入るなかにあり
最後になるまで 徳川に 忠義の心忘れずに
信義ある しかしあまりな不器用さ
近代日本に取り残された 前時代的伏魔殿
上を下への騒動は まだまだ続くのでございます。
 

2006年07月11日

築地魚河岸ことば “上げゼリと下げゼリ”

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   指値で用いる“手やり”
 
 
【あげぜりとさげぜり】上げゼリと下げゼリ
 
卸売市場のオークションには大きく分けると上げゼリと下げゼリがある。
上げゼリは参加者が指値を付けて入札する方法で、
セリ人(セリコなどとも)が現在価格を参加者に伝え、
さらに高値をあおっていく方法で、マグロのセリがこれ。
一方、下げゼリは最初に高値をつけておき、入札者があらわれるまで
徐々に価格を下げていくやり方。花き市場では機械ゼリによる下げゼリが主流。

2006年07月12日

なにをするのですか

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        このように なぜならびますか
 
 
 
 
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               あ……
 
 
 
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      なにをするのですか なにをするのですか
      なにをするのですか なにをするのですか
      なにをするのですか なにをするのですか
 
 
 
 
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             スプリットですか
 

2006年07月13日

お江戸のビートルズ

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  江戸っ子にも大人気のビートルズ
 
 
洋楽ポップスには、よく邦題がつけられますが、
それが原題とかけ離れているのに、
やけに決まってるタイトルってのがあります。
 
 
これが江戸言葉なら、さらにイキな曲名になりますな。
もしも今でも江戸時代が続いていたなら、
ビートルズの音曲も、さぞやイナセな題名が並ぶことでしょう。
 

 
犬も知ってる名曲「Yesterday」は“ゆんべ”と題することで
さらに名調子を帯びてまいりますし、
やはり名曲の「Let It Be」にしても“御意”の方が
日本人の心情には何となくしっくりとくるものです。
 
 
そうしてみるとビートルズはなかなかの江戸っ子好みの音曲隊でありまして、
数々のナンバーは実は江戸情緒をうたい上げたものであることに気づきます。
 
 
 岡惚れのべた惚れ(おかぼのべたぼ) I Saw Her Standing There
 
 恋慕は銭ぢゃ買へねえ Can't Buy Me Love
 
 へとへと宵の口 A Hard Day's Night
 
 粋なかっぽれ I'm Happy Just Dance With You
 
 黒いかすりのおんな Baby's In Black
 
 シカト No Reply
 
 お天道様次第 I'll Follow The Sun
 
 助っ人 Help!
 
 物見遊山 Day Tripper
 
 黄表紙本戯作者 Paperback Writer
 
 年貢取立役人 Taxman
 
 江鳴組 Eleanor Rigby
 
 ご同輩の助太刀によりて With A Little Help From My Friends
 
 還暦を過ぎても When I'm Sixty-Four
 
 摩訶不可思議講 Magical Mystery Tour
 
 お初にお目にかかる、さらばじゃ Hello Goodbye
 
 謀反 Revolution
 
 お露西亜国帰還 Back In The U.S.S.R
 
 幸せは温い種子島 Happiness Is A Warm Gun
 
 下馬 Get Back
 
 
……等々、他にもありますか?

2006年07月14日

お江戸のサイモンとガーファンクル

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しのび音”は映画『元服』の主題歌として大ヒット
 
 
今が江戸時代だったら、
洋楽ポップスにこんな邦題がついていたかもね、
サイモンとガーファンクル編。
 
 

前回のビートルズに続き、
何とサイモンとガーファンクルもニューヨーカー好みというよりは、
むしろ江戸っ子贔屓の音曲師であることが判明しました。
気風の良い兄貴は江戸前のハーモニーをきかしてくれます。
 
 
 寅の日、七つ Wednesday Morning,3.A.M
 
 早えとこ長屋へけえりてへ Homeward Bound
 
 卯月にゃあ情婦(いろ)は April Come She Will
 
 滅法界キテレツな野郎 A Most Peculier Man
 
 神田祭/掛声 Scarborough Fair/Canticle
 
 両国橋の歌(いなせな心持) The 59th Street Bridge Song(Feelin' Groovy)
 
 地下牢の壁の端唄 A Poem On The Underground Wall
 
 暮れ六つのかわら版/除夜の鐘 7 O'clock News/Silent Night
 
 熊公のご新造 Mrs.Robinson
 
 馴染/文机のてえま Old Friends/Bookends
 
 架橋請願 Bridge Over Troubled Water
 
 鷹が飛んで行く(十万坪に) El Condor Pasa(If I Could)
 
 力士 The Boxer
 
 左甚五郎に捧げる歌 So Long Frank Lloyd Wright
 
 赤子の駕篭かき Baby Driver
 
 
……だからどうしたというわけですが、
クセになりますな、これ。

2006年07月18日

アイツは怒っているのか!? 不可解なオヤジの言動

(復刻版『築地市場ガイド』第6回)

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『Tsukiji Fish Market』J.B.Haywood著より
 
 
殺人ターレットに轢かれず、呪いの汚水にもまみれることなく、
運よく市場のなかを見学して回れることとなった。めでたしだ。
色とりどりの魚が目にも心地よい。
アンタは見たこともない魚を興味深くのぞきこんだりしている。
と、そのとき。
 
 

 
ふいに何者かの刺すような鋭い視線を感じて顔を上げる。
5メートル向こうの店先に仁王立ちになった鬼のような表情が
こちらを見すえているではないか。
えもいわれぬ恐怖に身がすくむ。
以前にホラー映画でみた“ブショウ”とか“ヘイケ”といわれる
侍ウォリアーにそっくりな顔立ちじゃないか。
そんな顔をした蟹もいるというから、
この国には侍の怨念があちこちにとり憑いているんだろうか。
あまりお近づきになりたくない。
アンタはその場から離れようとする、
が、蛇に睨まれたカエルのように身動きができない。
 
 「おい、ガイジン!」
 
力強い呪縛的な声が距離をへだてながらも直接耳に飛びこんでくる。
思わず知らずに足が勝手に動いて
引き寄せられるようにその男の店先まで来てしまった。
 
 
男は鋭い目線でこちらを見上げている。
口元はかすかに笑っているかのようだが、笑った顔の方がよっぽど怖い。
何なんだよコイツ、怒ってるのかよ?
オレに何の用があるんだ? 
不審に感じるアンタを尻目に男はギラリッと包丁を振り上げた。
 
 
「あわわわ、何をするんだ!」
 
 
突然の凶行に腰を抜かさんばかりに驚くが、そうじゃない。
男の振り上げた包丁はアンタの頭上ではなく、
かたわらのマグロのボディに落とされた。
目にもとまらぬスピードで男はマグロを切り分けると、
 
 
「持ってけ。うめえぞ!」
アンタの目の前に差し出すのだった。
 
 
空港のスーベニールショップで「扇子」でも買おうと思って
用意した20ドルでこんなものを買っちまった。
重いしよぉ、どうやって食ったらいいんだコレ…
 
 
ツキジのオヤジは世界的レベルで見ても相当にヤバイ。
背は小さいが声はでかい。態度はでかいがたいした考えは持っていない。
アンタはツキジのあちこちで変わったオヤジを散見することだろう。
歌をうたうオヤジ。サケを飲むオヤジ。裸になるオヤジ。タコの動きをするオヤジ……。
 
 
かれらは特に外国人に危害を加えようというつもりはない。
多くの場合、怖い顔をしているが、あれでかなり友好的に接しているつもりなのだ。
数々の奇行を面白いと感じるか不快と感じるかはさまざまだが、
軽くカルチャーショックを受けるという外国人も多い。
 
ただしかれらがニッポンのどの文化をも代表していないことだけは言明しておきたい。
おもしれえもんがいるな、という程度に認識してもらえれば十分だろう。
 
 
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2006年07月19日

映画『上を向いて歩こう』

九ちゃん主演の青春映画です。

少年鑑別所から脱走した九(坂本九)と良二(浜田光夫)が、
世の中にもまれながら、健気に生きていく姿を描くという、ありがちなドラマですけど、
九ちゃんを世話する少年保護司の芦田伸介はすごい男です。
グレた少年(!)を集めては、かたっぱしから魚河岸に送り込んで更生させちゃいます。
築地市場がそういう施設だということをはじめて知りました。
 
で、すっかり更生した九ちゃんが、
吉永小百合、浜田満男、高橋秀樹らとGメン75みたいに並んで、
“上を向いて歩こう”を合唱しながら、築地市場をねり歩くといラストシーンは
すごいインパクトがあります。
 
いま飲食店のある古い建物が、できたばかりでピカピカしていて、
日本が高度成長期へ向かう頃、
魚河岸はまだまだ元気だったんですね。
 

2006年07月20日

築地魚河岸昔がたり(35)お江戸魚河岸の最後ッ屁

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魚河岸は幕府の御膳賄いとして納魚の義務を負ってまいりましたが、
それも終わるときがまいりました。
慶応四年(1868)二月、将軍慶喜公が江戸城を出て上野寛永寺に謹慎いたしますと、
最早、お魚を納めるべき相手もいない、ということに相成りまして、
魚河岸とは丁々発止の確執を続けた悪名高き魚役所も
六月二十五日をもって廃止されます。
 
 

しかし、三百年近くの長きにわたり続けてきた慣習というものは、
急には止められるものではございません。
結局、九月まで納魚は続けていたのでございます。
 
 
「たといお上が滅びても、三百年の恩義は無にできねえ。
 ひとつ魚河岸の達引きの強さを見せようじゃねえか」
 
 
武勇で鳴らした相模屋武兵衛はこう見得を切り、一人悦にいっておりましたが、
それで納得しないのが周囲の問屋連中。
 
 
「何だい、それじゃ取り上げ婆ァじゃねえか!」
納魚の値は市価の十分の一とはいえ、それさえも取れないとなれば、
いつまでも黙ってはおれません。
そればかりか、先の江戸防衛軍のひと騒動で、
酒やら炊き出しやらに使った費用一切は当然幕府から出るものと立替えていたのが、
すべて手弁当になりそうだということもあって、
魚河岸連中の不満がついに爆発!
みんな手に手に竹やりを持って、魚河岸会所の武兵衛に詰め寄ります。
 
 
「まあ、そんなに熱くならずに皆の者、よおっく聞いてくれ……」
「何ィ言ってやがる。手前の言うこと聞いていたから、この有様じゃねえか!」
「戦はおじゃんだ、費用はションベンだ。あげくは河岸は閑古鳥。
 いってえこの始末をどうつけてくれるんだ」
そうだ、そうだ、ということになり、武兵衛以下魚河岸総代は詰腹を切らされ、
三百年もの間続いた幕府との関係は、ここに終わりを迎えるのでございます。
これがお江戸魚河岸最後の騒動「竹やり事件」でございまして、
江戸の義理人情が時勢の世知辛さに負けて、これから近代へと向かうことになります。
 

2006年07月21日

築地魚河岸ことば “ぶっこみ”

【ぶっこみ】
でぶろく(大きさがマチマチのこと)の商品を同じ単価で扱ったり、
まとめて売買したりすること。
「構わないから、ぶっこみで頼むよ」などと言う。

2006年07月22日

生まれてはじめてハラワタ喰った

ジンさんから新サンマをいただいた。
丸々してて、ピカピカ光って見るからにウマソーッ!
で、喰ってみるとスゲエウメー!
ありがとう ごっそうさま!!
 

 

んで、やっぱサンマはハララタがうまい!
粋なサンマッ喰いはワタだよな! みたいなことを平気で書いたりするけど、
書くこととやることが著しく相違を見せるオイラは、
実ははじめてサンマのハラワタなるものを喰ったんだ。
 
腹を割ってみると、豆板醤みたいなオレンジ色がきれい
アンキモ状のやわらかなハラワタを口に含むと、
全然苦くない。で、何か濃~い味。
そのままガツガツ喰って、心臓まで喰っちまった。
ああ喰った、喰った。
でも、どういう味だったか思い出さない。
やっぱ身の方がうめえや!
 

2006年07月24日

梅雨はいつ明けますか

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     あめがふりますか 今目もあめがふりますか
 
 
 
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          やっと、あがりました
 
 
 
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           今席は伺事ですか 
 
 
 
 
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           ふくすけ前綿ですか

2006年07月25日

ノンスメル怪獣トランプ

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うちのカミさんの再三にわたる最後通告を受けて
ついに物置を整理することになってしまった。
といっても捨てられない病のオイラとしては、
また出して仕舞うだけに終わるだろうけど…
 
で、こんなもの発掘しました。

ノンスメル怪獣トランプ!!

 
 
はるか昔に冷蔵庫の消臭剤「ノンスメル」のオマケについてたやつ。
スーパー・バザールで「ノンスメルほしいよ~」と親にせがんで買ってもらった記憶がある。
周囲の友だちはみんな持ってたから、
昭和40年代の子どもは遊んだ覚えがあるんじゃないかな。
 
幼少のみぎりで「怪獣博士」なる博士号まで取得した我輩は、
このトランプの神経衰弱では無敵の強さを誇ったものでした。
  
 
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 東京タワーを倒した怪獣は多かれど、
 東京タワーに倒されたのはケムール人だけ
 
 
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   飛ぶ方がペギラ チャンドラーは飛ばない
   あれ? 逆だよ、これ!

2006年07月27日

パチもの怪獣トランプ

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前回のノンスメルが正規版としたら、こちらはパチもの。
どこかで見たようなヒーローもどきやマヌケっぽい怪獣が笑わせてくれます。
 
 

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 ハカイダーか!? でも変! 頭にガス栓つけてるし
 
 
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    ちょい悪ロボットK(給ちゃん命名)
 
 
 
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  高いタワーでハイタワゴン キャッチーなネイミング
  東京近郊出身っていってるけど、そいつはエッフェル塔だろ
 
 
 
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  軟体とかいって堅そうだし グラヂオラスだし
  東京湾出身なのにインドだし グラヂオラスだし

 
 
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       あ~ら、やわらかいのね~
 
 
 
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         見つめあう二人 
 
 

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          お前は誰なんだ!?