ラジオで眠れない (1)21:00~
タイムスリップして昔に戻れるとしても、
もう一回おんなじことやるのは疲れるから気が進まないんだけど、
昔きいてたラジオ番組は、またきいてみたいなって思う。
小学4年生か5年生の頃、夜がくるのが楽しみだった。
ラジオが面白かったから。
毎晩、ソニーの4石スーパーのけっこう微妙なチューニングに苦労しつつ、
夜の9時からはニッポン放送をきいてた。
確かこんな番組だったと思う。

ワタクシの所有していたラジカセ
けっこう音が良かった
21:00~ ラジオドラマ「日本沈没」
原作が大ベストセラーになった頃。
映画化されて、劇場に観に行ったのだけど、小林桂樹の田所博士役がスゴかった。
あと、藤岡弘が最後までライダーに変身しないので、とうとう日本は沈没してしまった。
ラジオの小野寺役は鹿賀武史だったかな。田所役は宮口精二? けっこうシブイ。
原作に忠実で緊迫感のある番組だったな。
NKK日本鋼管(現JFE)が提供してた。
21:15~ 岸辺シローの気ままな旅
ここであわてて風呂に入ることになっているので、
この番組はちゃんときいたことない。
21:25~ ラジオ劇画 愛川欣也の立川文庫
ちょうど風呂上りに流れてくるのが「豪傑マン」の歌
~♪ 西に東にその名も高く
正義の???をふるうとき
豪傑マンは風をよぶ 豪傑マンは風を切る
これもどんな番組だったか忘れちゃった。
歌だけ印象的だったけど。
当時キンキンといえば、ニャンコ先生でしょ。
21:40~ 欽ちゃんのドンといってみよう
テレビで有名になった「欽ドン」だけど、はじめはラジオ番組だった。
毎日コーナーが変わり、「ああカン違い」とか「突然の質問」とか「ドジ」とか、
一番おもしろかったのは「レコード大作戦」。
「バカうけ」「ややウケ」「どっちらけ」で、「バカうけ」には賞が贈られた。
「ジャンプ賞」「ノンノ賞」「プレイボーイ賞」「ノンノ賞」「明星賞」「ロード賞」…など。
どれもスポンサーの集英社の雑誌名で、確か「ジャンプ賞」が最高だった。
友達同士でもずいぶん流行って、いつもハガキのネタを考えていた気がする。
友人がハガキを出して「ジャンプ賞」と「ノンノ賞」を取ったときはスゲエと思った。
あとパジャマ党って何だっけな。
~♪ハガキの便りが…… っていう「今がチャンス」と「山に登れば水虫ふんだ」は、
今でも私のiPodに入っている。
21:50~ オリベッティ劇場「怪人二十面相」
「あなたはいくつ顔を持っていますか? 内ヅラに外ヅラに恋人用に家用に……」
熊倉一雄のナレーションではじまる楽しいドラマ。
本来、二十面相の登場しない乱歩の通読長編もの、
「孤島の鬼」「芋虫」「恐怖王」「暗黒星」「幽霊塔」などが原作になっていた。
確かこの後番組が、同じく熊倉一雄のナレーション「あなたは信じますか? ジェロのせかい」
が耳に残る、けっこう恐い「ゼロの世界」だったと記憶している。
「ふはははは、明智君、また明日」と二十面相が納谷五郎の声で言うと
もう夜の10時だ。
「……気さくな仲間を集めてのパーティもたけなわ。
盛り上がった空気にほんの一瞬流れる重い静けさ。
そんなとき、誰かがカセットのボタンを押す。
とたんに笑顔がこぼれる。
会場に流れる軽快なミュージックが皆の心をときほぐす。
日立パディスコ3000……」
みたいなCMではじまるのが「日立ミュージック・イン・ハイフォニック」。
でも、そいつはきかないで、ダイヤルを690Khzに合わせてNHK「気象通報」を流す。
何たって理科部だからね、ラジオきいて天気図を描かなきゃいけないんだよ。
まだ眠くないので、つづく。