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お山行

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広重などの江戸風景画では北は筑波、西には富士を描くのがお約束。
エディストには筑波山って気になる存在だわな。
 
 
積年の思いを遂げるべく、お休みもらって、山歩きに出かけた。
何しろ、つくばエクスプレスで1時間で着くんだから、スゴイ便利。
「つくば」駅から小1時間ほどバスに乗って山の入口に到着。
ウグイスが耳元で鳴いている。
自然のなかに在ることが不自然になってる身体がちょっとびっくりして、
木々の香を深く吸い込んだら、軽くめまいがした。
 
 
見上げる山道に威風堂々と建つのが筑波山神社。
石段を登り切ると、まず目に飛び込んでくる奉納「魚河岸」の文字。
こんなところでまで河岸は目立ってるじゃないの。
昔から魚河岸は講が盛んで、あちこちの寺社に奉納品が見られる。
信心にかこつけて、物見遊山で楽しむ、落語の『大山詣』みたいな話は、
つい最近まで、市場にはよくあった。
 
 
軟弱者なので、ここから山頂まではケーブルカー。
晴れた日は展望台から東京が見渡せるらしいけど、そんなものはいつも見ている。
それよりも、山腹から流れてきた雲に身体が包まれるのが面白くて、
深呼吸すると、煙みたいな雲を食べている気がした。
 
 
夏休み直前ということで、どこもガランとしていて、
帰りのロープウェーはカミさんと二人で貸切状態。
ちょうどいい時に来たみたいで、見るもの触れるもの、みんな楽しい。
 
 
なんとなくだけど、いつかこっちに住んでみたいと思った。


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       日本一のガマ大明神